記憶の書架を振り返って(ECOプレイ日記)


今年の通年イベント『イリスと記憶の書架』

とうとう終幕を迎え、来年は新たな物語がはじまるようですが
その前に、この1年を通した長いイベントを個人的に振り返り、感想を述べたいと思いました

最初に注意しておきますが、どちらかというと『不満』のウェートが大きいです
『記憶の書架』は楽しかった、その余韻に浸りたいという方は
閲覧を少し控えたほうがいいかもしれません

あと、これはかなり個人的な嗜好で大変申し訳ないですが、受付嬢=デスと
2期アルマへの批判が多いです。一応、良し悪し公平な感想を書いていくつもりですが
彼らが批判されるのが嫌だという人もその点、留意して頂けると助かります


・受付嬢ことデスについて

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残念なことに、私は最後までデスが好きになれませんでした

元々、尊大な性格のキャラというのは人を選ぶと思うので
プレイヤーに毎回依頼を押し付ける、有無を言わさない態度が好きではありませんでした

しょか2

しょか3

特にロアを受け入れるという一大事に対して、この言い回し
「ロアを受け入れないというのは心無き行為である」と言われているも同然かと

ただし、これはプレイヤーに対して全幅の信頼を寄せているが故の言葉である、
デスというキャラは尊大であるのでこういう言い回しになる、と考えれば
(肌に合うかどうかは置いておいて)受け入れられることかもしれません

このあたりデスの性格を丸く見せる配慮も一応されていて、
実は自堕落な性格であったり、幼児言葉を真似したり(にーたん、ねーたん呼び)
「キャー♪」などとキャラを作ったり、お化けに怯えるシーンなどが追加されていました

ここは普通に面白いと思えるシーンでもあったのですが・・・
同時にデスのキャラが強くなりプレイヤーが空気になる一因とも思います


そして終章

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玉藻からプレイヤーの肉体が危機的状況であったと告げられた後の一連の反応



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このシーンでのデスの喚き散らしようは正直ガッカリしました
何にガッカリしたかというと、紙芝居屋が「プレイヤーの体がもうもたない」
と説明しているにも関わらず「ロアを消すな」と言っていること

初回プレイではデスはプレイヤーの命よりロアのほうが大事なのか?と
考えてしまいました。普段の態度がプレイヤーを軽んじた風であるので余計に

さらに言わせてもらえば
そもそも、最初にプレイヤーの心にロアを移すことを提案し、実行したのはデス
予想外の出来事とはいえ、事の発端であるデスが責任を感じていないのも気になります

(喚き散らしているのは喋らないプレイヤーの代弁であり
老成して見えても、やはり年若く現実を受け入れ難いのかもしれませんが…)


ただ、この直前にル・フェイがデスを足止めしています

しょか4

この時点で、5人のロアが消えているため、プレイヤーの体は6体分のロアしか
預かっておらず現実に戻れば生き長らえるのかもしれません
デスはロアを全て消す前に、心象風景の世界を強制シャットアウトしようとして
それを止められた、と考えれば、別にプレイヤーのことを蔑ろにしているのではないと
考えられます

ただ、もうひとつ理由として
12月の物語で、1体もロアがいない場合
デスと同じアルマの後輩であるブーフが、ロアを体に取り込みすぎて
苦しみます。デスはこれを助けて欲しいと、かなり強く頼んでくるのですが
そのイベントを見た後だと同じ状況なのに後輩アルマと、プレイヤーに対してでは
態度が違いすぎないか?という気持ちになったのです

デスには1度でいいからロアを体に移し続けプレイヤーを危機に晒した事を
反省する言葉が欲しかったと個人的に思います


・2期アルマたちについて

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2期アルマたちについてですが、アルマたちを登場させる意味があったのか

想いの力というものがあるという説明なら1月にイリスカードの話がでています
後々にイリス博士自身も登場するので、想いの力についての説明は
イリスカードだけで十分

また、キャラとしても識字がおぼつかなかったり、幼児すぎて
後輩キャラと労働者のどちらも成り立っていない印象
なんでもECOザ・ワールド限定の台詞ではありますが、アミス先生が2期アルマを
「働く位の知識は教えてある」といっているのが非常に苦し紛れで薄っぺらいのです

そして、登場した月が終われば空気になってしまうのも残念

終章で、ロアたちを迎える役として機能していますが、これもネコマタなどで
代用しても特に違和感はなかった気がします

むしろプレイヤーが手にする事のできるネコマタたちをだし、ハートBOXシリーズを
継続したほうがよかったのでは?というのが個人的な感想です

2期アルマは個人個人は可愛らしい造形であると思いますし、愛着を持つ人もいると
思います。それは構わないと思うので、もう少し物語にとって必要不可欠な存在として
深みをだせたらよかったのではないかと思います


・紙芝居屋について

しょか14

紙芝居屋については、おおむねトリックスターとして活躍し、上手く纏めたと思います
不満点としては、6月の玉藻の時の態度が非情さを窺わせた人間だったため
感情移入がし辛かった事
(報酬としてもらっても嬉しいかどうか終章近くまで不安だった)

3ヶ月しか登場しなかったアイリス・ロアも、もう少し早めに登場していれば
書架の色によって報酬が変わることに気づけたかもしれない事
また、紙芝居屋より短いスパンで出会い、悪役として対峙したアイリス・ロアが
報酬として入手する可能性が高い仕様になっていたこと

これは書架の色を調整しなかったプレイヤーの落ち度、やり直しのきかないゲームの
醍醐味的な部分と考えれば仕方ない事なのかもしれませんがね

ラストで「紙芝居屋アイリス」と呼ばれてでてくるのが「アイリス・ロア」姿だと
どうしても違和感があるのです


・ロアについて

ロアは『イリスと記憶の書架』物語の主役格なので、それぞれの物語で
きちんと活躍していたと思います

ただイベント中に毎月2人ずつしか登場せず、全体的な「横」の繋がりが希薄な為
(補完として終章に映画のシーンが入っていましたが)
キャラの掘り下げがあまりできなかったのが残念です

終章において全員が一致団結して、ようやく「ロア族」(仮称)として纏まったという
印象がありました。ここが一番感動する部分でもあるので、ダメだったということでは
ないのですが・・・


・『イリスと記憶の書架』全体を通して

全体を通してみると「終章で上手く纏まったので良い話に終わった」というのが
個人的な感想です。個別の話では、それほど感動したり良かったと思える話は
あまりありませんでした

どうしても昨年、一昨年の通年イベントのお話と比べるとテキストが薄い
また、想いの力について説明が始まると、話が長く、理解するのに時間がかかる
(11月のルチフェロの話などはかなり大変でした)
もう少し単純化して欲しいと思いました

実際、新規キャラを作って話を見ると、通年で遊んでるキャラより説明がかなり
簡易化されて読みやすいというパターンもあって、その辺りの融通を利かせて
欲しいと思ったりもしました

終章は感動できる物語として仕立てられていたので、終わりよければ全てよし
とも言えますし、全体ではやや力不足だったとも思えます


長々と書いて参りましたが、私が思ったようなことは運営様も把握していると
思いますし、来年のイベントを心待ちにしたいとも思っています

ここまで読んで頂き、ありがとうございました

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